平成20年度 5月分NGO相談員事業従事報告書 | |||||||||
●今月の照会・相談応対全体に対する所感等(注:具体的に記載して下さい。) | |||||||||
北海道洞爺湖サミットが7月に開催されるため、NGO活動についての問い合わせと、世界の情勢についての問い合わせが多くなっている。特に、サミットのテーマである、人権平和、開発貧困、環境問題の3つについての関心が高く、情報提供依頼、あるいはしかるべき講師にお話を聞きたいなど、日増しに相談が増えてきている。4月以降は、○○サミットと銘打ってイベントやセミナーを企画する団体も多く、NGO相談員の役割は高まっているように思われる。北海道の中でも、札幌はもちろん、釧路や旭川などの中堅市からの相談も増えてきており、ある程度、相談内容をまとめた上で、地域別に、出張サービスキャラバンとして、相談業務に当たってゆきたい。 | |||||||||
●今月貴団体が対応した照会・相談のうち、特筆すべき照会・相談事項を3件記載下さい(3件以上ある場合、追加して記載下さい。)。 | |||||||||
1 | 環境NGOの活動について | ||||||||
相談 内容 |
サミットの中でも一番関心の高い環境問題。北海道の環境NGOがどのような活動を目指しているのか、そしてどのようなネットワーク団体と連携しているのかを教えて欲しい | ||||||||
対応 内容 |
北海道における環境団体リストを紹介する。また、今回のG8に向けたNGOフォーラムの活動で環境ユニットの活動について説明をし、ネットワークの状況について話した。 | ||||||||
特筆した理由 | @環境については多種多様な考え方があり、じっくり求めていることを聞く必要性があった Aこれに類似する質問が今月は一番多かったため |
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2 | 学校教育における国際ボランティア活動について | ||||||||
相談 内容 |
小学校の総合的な学習の中で、国際的な視野の醸成と、ボランティアへの関心を高めてゆきたいがどのようなものがあるのか | ||||||||
対応 内容 |
開発教育分野での、ワークショップ教材などについて説明をした。また、ボランティアへの関心と言うことで身近なボランティア活動であるゴミ拾いや、高齢者との交流から、説明をし、JICAの青年海外協力タイヤ、国際ワークキャンプなど、グループで目的を成し遂げる大切性についても話をした。 | ||||||||
特筆した理由 | @学校のカリキュラムづくりの一端を担うものでもあり、慎重な対応をした A子供の意識作り方始めるもので、先生にもいかにわかりやすく説明するかということを考えた |
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3 | 身近にできる国際協力について | ||||||||
相談 内容 |
普段は海外と接する機会もないが、どのような形で国際協力ができるのかを教えて欲しい | ||||||||
対応 内容 |
買い物をすることから世界とつながることができる。たとえば、食品の買い物で、どこの国からはいってきているものか。国産かどうかについてかんがえること。さらには、途上国からの商品を買うことによって、経済交流を生むこと。そしてフェアトレードについてなどを説明した。また、海外の子供たちの里親制度など、より近くに見える国際協力についても紹介をした | ||||||||
特筆した理由 | @主婦や学生などいままで関心の薄かった層からの相談であり、極めて熱心なため Aこちらからもアプローチしやすい題材であり、今後も増えてゆくことが予想されるため |
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