平成20年度 11月分NGO相談員事業従事報告書2










●今月の照会・相談応対全体に対する所感等(注:具体的に記載して下さい。)
世界的な不況の煽りを受けて、なかなか就職ができない中、NGOで働きたいという人が増えてきている。学生の相談はもちろんだが、一方でリタイア層のNGOへの関心も高まっている。こちらの団塊世代についてはすでに十分に生活できる水準にあり、その余剰をNGOへと考えているように思われる。また、技術系の人からJICAシニア協力隊に参加したい、何かのイベントを企画したいなど積極的な相談が多くなっている。12月になってからNGO相談したいという問い合わせも多くなっており、ぜひ、対応してゆきたい。広報面では、札幌の情報誌に広報していること、またWEBのアクセスが上がっていることにより、問い合わせは確実に増えてきており、NGO相談員が定着してきている。










●今月貴団体が対応した照会・相談のうち、特筆すべき照会・相談事項を3件記載下さい(3件以上ある場合、追加して記載下さい。)。
1 国際協力に係るインターン制度について
相談 内容 来春からNGOで働きたいと考えているが、どのような方法があるでしょうか
対応 内容 NGOへの就職についてはなかなか難しい。またJICAなどについても非常に狭き門である。ただ、インターン制度を持っている団体はあるので、是非問い合わせすることを勧める。東京、名古屋、福岡などでもインターンを受け入れており、情報については説明をした。
特筆した理由 ①世界的な不況で就職が厳しくなってきており、再びNGOへの関心が高まっているため ②インターンを数名、北海道でも受け入れられるようにしたいと考えたため










2 寄付の税制優遇措置について
相談 内容 寄付をする場合、税制の優遇を受けられるのはどのようなことがあるのか
対応 内容 認定NPO法人や公益法人改革により取得した公益財団、社団法人などが考えられる。一般のNPO法人などへの寄付については優遇措置がないことを説明した
特筆した理由 ①公益法人についての問い合わせが多くなってきているため ②全般的に税への関心が高まっており、市民の税制優遇への関心が高まっているため










3 国際協力を学びたいがどのような研修があるか
相談 内容 NGO活動をしているが組織運営などについて学びたい
対応 内容 札幌や東京などで行われるアドミニ研修や、NGO団体活動を知るプログラム、またJICAのPCM研修など参加できる研修などを紹介した。
特筆した理由 ①問い合わせも多いが、12月から年度末にかけて様々な研修があるため                                                       ②情報発信としても大切な部分であり、こちらも情報収集の必要性を感じるため