平成20年度 2月分NGO相談員事業従事報告書2 |
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●今月の照会・相談応対全体に対する所感等(注:具体的に記載して下さい。) |
2月のユニークな相談はチョコレートからだった。ひとつは、イラクの子ども支援を行っているJIM-NETの「限りなき義理の愛大作戦」。もう一つはACEの「幸せへのチョコレート」てんとう虫チョコ。いずも、バレンタインの前後にかけて寄付をするとチョコを貰う。その中の一部がそれぞれの子ども支援に送られるというもの。フェアトレード、国際協力などに参加しやすいシステムが面白いし、参加者が増えているように感じられた。裾野を広げること、わかりやすい寄付という意味で非常に良い事例と思われた。NGOの広報でもわかりやすさは非常に大切であり、今度、是非、いろいろな人たちがNGOに関心が持てるように広報活動をしてゆきたい。また、シロクマの環境問題などを絡めながら話をしたが、こちらも絵本などの有効性を感じた。さまざまな手法を使って相談業務の幅を広げてゆきたい |
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●今月貴団体が対応した照会・相談のうち、特筆すべき照会・相談事項を3件記載下さい(3件以上ある場合、追加して記載下さい。)。 |
1 |
NPO団体設立について |
相談 内容 |
新年度以降にNPO団体を設立して、国際協力を行いたい |
対応 内容 |
NPO法人設立のための手続きなどについて説明をする。また、永続的に活動していただくために、活動の目的や事業計画などについてしっかり進められるように確認をさせていただいた。また、設立に係る理事会の運営や、会計など基本的な運営についても説明をした。 |
特筆した理由 |
①退職された方からのNPO団体設立の問い合わせが多くなったため ②2007年の団塊世代が大量退職した影響が出てきているように感じられたため |
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2 |
開発教育教材作りについて |
相談 内容 |
中学校、高校で使える開発教育の教材について知りたい。また、自分たちの地域に合ったものをつくってゆきたい。 |
対応 内容 |
北海道にあるD-NETや、東京の開発教育協会(DEAR)を紹介する。また、我々も学校などで様々なワークショップや授業をやっているため、その事例などを紹介した。開発教育のプログラムはアメリカやイギリスでつくられたものも多く、日本的な表現に変えてゆく必要もあるので、応用して使うことについても説明をした。 |
特筆した理由 |
①学校現場でも、開発教育を入れたいという傾向が高まっているため ②学校現場からの問い合わせが多くなっているのは来年度に向けての時期なため |
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3 |
海外の児童労働について |
相談 内容 |
様々な国で行われている児童労働について知りたい。また、支援しているNGOについても教えてほしい |
対応 内容 |
ガーナで行われているカカオ採取の児童労働や、インドのサッカーボール、コットンの問題などについて話した。また、児童労働ネットワークやACEなどの活動団体を紹介した。また、児童労働に従事する子ども(5歳から17歳)は、2億1800万人 であり、世界の子どもの「7人に1人」が児童労働者であるという現状についても詳しく説明をした。 |
特筆した理由 |
①バレンタインもあり、フェアトレードチョコの質問が多かった ②子どもの問題は共通項であり、非常に関心が高かったため |