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<終了>【2012.10.27(土)】多文化共生共同体論~講師:浦河べてるの家 向谷地生良 氏~

外国人住民サポーター養成講座 (第4回) 多文化共生共同体論
「いろいろな生き方があったっていい」

高度成長、そしてバブル時代から一転、失われた20年と言われ、多くの人が将来に不安を抱える時代。こんな中で、精神障がい等を抱えた当事者と共に共同体を運営する浦河べてるの家。「安心して絶望できる生き方」とは何か。精神障がいというハンデキャップを持った人たちとの接し方から、違いをみとめ多文化共生社会をどう構築するか、その違いにどう対応するか、外国人サポートに共通する手法を学びます。外国人住民サポーター養成講座(全7回シーリーズ)の第4回は、多文化共生共同体論です。

■日時:2012年10月27日(土) 16:00~17:30mukaiyachi.jpg
■場所:函館市国際交流プラザ(HIF1階)  函館市元町14-1
■定員:30名   
■参加費:無料
■講演:向谷地 生良 (むかいやち いくよし)氏 社会福祉法人 浦河べてるの家 理事
■主催:財団法人 北海道国際交流センター(HIF)  
■後援:函館市
ku_4C_01.jpg【向谷地生良氏】
社会福祉法人浦河べてるの家 理事・北海道医療大学看護福祉学部教授1955年青森県生まれ。1984年に精神障がいを経験した当事者や有志と共に「浦河べてるの家」を、北海道・浦河町に設立。以来、精神障がいを抱えた人たちと社会や共同住居などをつくり、「弱さを絆に」「精神病で街おこし」を続けている。(『安心して絶望できる人生』2006 NHK出版 より)
【べてるの家とは】
べてるの家は、1984年に設立された北海道浦河町にある精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点です。社会福祉法人浦河べてるの家、有限会社福祉ショップべてるなどの活動があり、総体として「べてる」と呼ばれています。そこで暮らす当事者達にとっては、生活共同体、働く場としての共同体、ケアの共同体という3つの性格を有しており、100名以上の当事者が地域で暮らしています。

■外国人住民サポーター養成講座とは
多文化共生の基礎を様々な角度から学ぶとともに,外国人住民に対する支援の必要性や支援・情報提供の方法などについても学ぶ講座を7回開催します。

■申込方法 :①~③を記載の上、下記までお申し込みください。
①お名前(ふりがな)
②ご所属(団体・企業名、部署・役職)
③ご連絡先(住所、E-mail、TEL)

■連絡先:財団法人 北海道国際交流センター 担当:池田
TEL :0138-22-0770  FAX :0138-22-0660  E-mail :ikeda@hif.or.jp
*この事業は、宝くじのコミュニティ助成金によって実施しています


DSC_1408_R.jpg<報告>

■日時:2012年10月27日(土) 16:00~17:30
■場所:函館市国際交流プラザ  函館市元町14-1
■参加者:62名
■テーマ:多文化共生共同体論~いろいろな生き方があったっていい   
■講師:向谷地 生良 (むかいやち いくよし)氏 
   社会福祉法人 浦河べてるの家 理事・北海道医療大学看護福祉学部教授
■内容:
精神障がいという大きなハンディキャップを持った方々のサポートを通して、「安心して絶望できる生き方」、「さぼっても大丈夫」など社会通念から離れることで、違いを受け入れてゆくことの大切さについて語っていただきました。違いを認めどう対応するか、外国人住民支援にも共通する手法について学びました。
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