大沼にある落葉広葉樹の1つに「イタヤカエデ」があります。このカエデの種類は葉が芽吹く前の3月、
樹液の内圧が高くなり、幹に1cmほどの穴を開けるとそこからポタポタと樹液が滴り落ちます。
これを容器で受け止め、じっくり煮詰めていくと「メープルシロップ」になるのです。
カナダのメープルシロップは有名ですが、大沼でも純大沼産のメープルシロップが楽しめるのです! 😀
<樹液採取のようす 大沼流山牧場 2016.3.18>
樹液は無色透明、見た目は水のようですが飲むとほんのり甘~い(写真左)。
それを薪ストーブなどの上で時間をかけてじっくり、じっくり煮詰めていきます。
元の量の60分の1まで煮詰めるときれいな琥珀色になります(写真右)。
<カントリーキッチンWALD 2016.3.18>
さらっとして、とても甘くピュアな味。パンなどにつけていただきます。
自然の恵みに感謝・・。
今回は「カントリーキッチンWALD(バルト)」でごちそうになりました。
毎年「メープルできたぞ~」の声にわくわくしながらおジャマしています。
「大沼流山牧場」でも樹液を採取しており、こちらにもおジャマ。
メープルシロップスプーン1杯にお湯を入れてごちそうしてくれました。
<大沼流山牧場 2016.3.18>
春の始まりを知らせてくれる大沼の宝物です。