毎年7月第4週の土日に開催される「大沼湖水まつり」。今年で107回目。
元々は地元景雲寺の住職が水難者の霊を供養するため始めたもので、その歴史は現在も
受け継がれ、1日目の夜に「慰霊祭」と「灯ろう流し」が行われています。
ご詠歌に送られ湖に流される灯ろうは、灯りがゆらゆらと揺れ、厳かな雰囲気に包まれます。
地元の子どもたちが書いた可愛らしい絵灯ろうも並びます。
今年は「千の風になって」誕生の地ということで、「第1回千の風音楽祭」も開催され、
沢山の人に音楽を楽しんでいただきました。
2日目の夜に行われる花火大会もすぐそばで上げるので近くて迫力があると地元の人たちに人気です。
毎年少しずつ趣向を変えて開催されますが、「灯ろう流し」は大沼の伝統行事として
この先もずっとずっと続きますように・・・。