今、森を歩くと足元に白くて小さな花が咲いています。
フウロソウ科のゲンノショウコ(現の証拠)。日本全土にあり、生薬として有名。
(実際に)現に(良く)効く証拠でゲンノショウコ。
江戸時代から薬として用いられ、主成分であるタンニンが下痢止めや胃薬、整腸薬として有効だそうです。
根、茎、葉、花などすべての部分が役に立ち、これらを干して煎じて飲むとのこと。
試す時はよーく洗い、天日で乾燥させてください。
ゲンノショウコは、センブリ、ドクダミとともに、民間薬の代表的なものですが、
民間薬とは、日本で古くから生活の中に溶けこみ自然と伝えられてきたもの。
昔の人たちの知恵と経験が詰まった「贈り物」なんですね。 😀 😀 😀