駒ケ岳はカラマツ林。
シラカバなども生えていますが、ほとんどが「カラマツ」に覆われています。
「松」というと常緑樹で一年中緑色のイメージがありますが、カラマツは松の種類の中でも
珍しく黄葉する松。なので、秋は駒ケ岳がオレンジ色に染まります。
マツの黄葉も綺麗ですよ。
このカラマツ林、ふもとの方は10m以上の木がたくさんありますが、山を登っていくにつれて
背丈がどんどん低くなっていきます。
頂上付近「馬の背」には、まだ1mくらいの小さな木も。
これは、駒ケ岳が「活火山」だから・・。 😮
直近だと昭和4年に噴火していますが、その際山肌の木が全部焼け何も無くなりました。
その後ふもとの方から再生していったというわけ。
なぜ、「カラマツ」なのかは、昔ふもと付近でカラマツの植林が盛んに行われていたから。
約90年かけて上の方までのぼっていったんですね。 😉
『山全体が樹木に覆われると次の噴火がおこる・・』なんて昔の人の言い伝えもあるようですが、
今は平穏な状態を保っています。
ずっとずっとこのまま静かな駒ケ岳でありますように・・。