今日は屋外に出てデザインの実習を行う予定でしたが、天気があやしい・・・とのことで、
屋内でのフェルト実習になりました。
講師は、元町でArtisrsというお店をやっていらっしゃる造形作家の林摩里子さんです。
今日はウェットフェルトの技法で、フェルトボールのオブジェを作ります。
林さんに伺ったところ、このウェットフェルトという技法は紀元前からあるとのこと。
今回は丸いものをつくりますが、それを平らにして服や靴や帽子を作っていたそうです。
作り方ですが、
最初に毛の向きを交互にして重ねながらフェルトの球を作ります。
それを石鹸を溶かしたお湯につけ、「最初は優しく、段々厳しく」という指導のもと、
掌で転がして丸くしていきます。
これがなかなかに難しく、割れ目が出来てしまったり、崩れて丸にならなかったり・・・
意外と難しい!!
丸を作るまでが修行の第一歩です。
午前中は、みんなかなり真剣に休むことなくひたすら丸いボールを作り続けました。
午後からは、ボール作りを引き続き行いながら、
できあがったボールとビーズを合わせて、オブジェ作り。
できてくるとこんな感じです。
なかなかかわいくできています。
途中の作業は、かなり腕の力を使い、疲労困憊なのですが、
できてみると、その努力を感じさせないかわいく優しい仕上がりです。
あなどれないぞ、フェルト!
↓ できあがったみんなの作品を工房に飾ってみました♪ 宇宙みたい・・・
次回のフェルト講習は、同じくウェットフェルトで、コースター作りに挑戦します!
「ゆくゆくは共同作業で大きなマットぐらいを作れるようにしましょう」、との林先生からのお言葉。
今日わかったことは、ものづくりは体力勝負だということ・・・・かな?
明日は初の木工実習です。これもなかなか体力が入りそう・・・みんなで助け合って頑張っていきたいと思います。