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オーストラリア留学生活【ホームステイ編】
キャリーです:-)
前回は留学へ向けての準備に関してお話しましたが、今回からはいよいよ実際の留学生活についてお話していきたいと思います。
私がオーストラリアのメルボルンに出発したのはちょうど10年前の2003年8月でした。フライトの間で記憶に残っているのは、機内サービスで調子に乗って仲間とワインを飲んで酔って寝てしまったことくらいです。笑 あっというまにシドニーの空港に到着、乗り換えてメルボルンまで行きました。8月のメルボルンは寒いです!雪は降らないにしろ、薄手のコートとマフラーは必要でした。
メルボルン空港から大学に移動し、現地のサポートスタッフより留学生活の注意点や、学校初日に関する連絡事項を聞いて、そのままホストファミリーとの対面式になりました。どんなファミリーと半年間過ごすのかなーと、緊張でドキドキでした!私のホストファミリーはイギリスがバックグラウンドの老夫婦でした。子供は独立していて、タイ人と韓国人の私と同世代の女の子がステイしている家庭です。他の留学仲間のファミリーは、オーストラリア人家庭、中国系の方、インドネシア系の方など様々な人種や家庭環境のお宅でした。日本人が思い描く「ホームステイ」となるとやはり、金髪で肌の色が白く、子供やペットがいて広いおうちに庭があって・・・という感じになると思いますが、実際はそうではありません。私が過ごしたメルボルンでは、バスに乗ったら私たちが創造する「オーストラリア人」は10人中1人~2人程度だと思います。本当にいろいろな人種のが共存しています。なのでこのホームステイの人種構成もまったく普通のことなのです。
日本人は産まれてから学校や会社やご近所づきあいで、違う国籍の人と過ごすことはほぼ無いと思います。だから余計にびっくりすると思いますが、留学先ではこういったことが当たり前で、ましてや自分の思い描いたホームステイと違ったからという理由でファミリーを変えて下さいなんてことを言うと失礼に当たります!留学先の文化を受け入れて、貴重な経験をしてもらいたいと思います。アジア系のファミリーは特に食事がおいしいと評判でした:-)
今日はそのホームステイについて少しお話しますね。私の家では夕食は大体、ワンプレートにポテトなどの温野菜とメインのお肉、たまにライス、パスタなどの麺類、ミート・ベジタブルパイなどが多かったです。食後にはミントアイスがよく出てきました!
お昼はホストマザーがサンドイッチを作って持たせてくれていましたが、それだけでは20歳の私には足りず、学校のカフェテリアで「チキンフィンガー」というナゲット的なものをほぼ毎日食べていました。朝食は「HELP YOURSELF]といって、お好きにどうぞ~という感じで、勝手に冷蔵庫のものなどを使って食べていました。私はほぼ毎日トーストにたっぷりマーガリンとイチゴジャムを塗って食べていました。休日は朝昼は自分で作るか外食をしていました。この生活が祟って、半年間で8キロも太ってしまうことになります・・・
部屋は一人一部屋与えられて、シャワーとトイレは留学生女子3人で専用の場所がありました。3人共有のリビングもあり、夜はそこでTVを見ながらおしゃべりというのが定番でした♪シャワーで気を付けなければいけないことは、オーストラリアは家の横のタンクに貯水をしているので、一日の使用量が決まっています。また水は貴重な資源なので、水の使用量に関してはシビアです。私の場合は5分でシャワーを浴びていました。22時までにという時間も決まっていました。家庭の人数やルールによって違ってくるとは思いますが、5分でと言われることは珍しくないです!洗濯も一人ひとりがそれぞれやると水がもったいないので、週に1度ホストマザーが洗ってくれていました。
ホームステイでは、その家庭のルールにしっかり従いましょう。私の場合は、帰宅が遅くなるときや夕食がいらないときは電話すること、友人を呼ぶ際は事前に許可を取ること、電話を使うときは事前に声をかけることと、国際電話の場合はコーリングカードを使うことなどがありました。すべて常識の範囲ですが、これらはしっかりと守らないとファミリーとの信頼関係も築けずに楽しく過ごすことができなくなります。受け入れてくれているファミリーに感謝の気持ちを忘れずに過ごしましょう。
こうしてオーストラリア人×2・タイ人・韓国人・日本人+ネコの生活が始まりました!週末を挟んで学校初日を迎えますが、学校のお話はまた次回♪