スタッフブログ
初めてのスタディーツアー
サワディカ‐。ミッシェルです。今回は、就労の話ではなく、スタディツアーについて話したいと思います。
今から8年くらい前に、タイのスタディツアーに参加しました。参加した理由は、特にタイに興味があったわけではなく、先進国以外の国で現地の生活に触れてみたいと思ったかです。先進国以外の国に行くのは初めてだった私にとって、タイでのスタディツアーはとても驚くことの連続でした。
行く直前に知ったことは、タイは、アジアで唯一植民地化されなかった国、そして国民の殆どが仏教を信じているということでした。
スタディツアーの内容は、全日程8泊9日間、そのうちホームステイは、4泊5日、バンコク市内観光や学校訪問、現地NPOスタッフとのディスカッション等を行いました。
ホームステイはSinburi村というバンコクから北へ150KM離れた小さな集落でした。日本語や英語は通じず、もちろん私は、タイ語は全く離せなかったので、英語→タイ語辞書やジェスチャーで会話をしました。
ホームステイをしている中で驚いたことは
①トイレに紙がないこと、もちろんトイレには紙を流してはいけない事(トイレやお風呂?は家の外)
②虫よけスプレーや蚊取り線香等画期的なものはなく蚊帳の中で寝る事
③コーヒーがありえないくらい甘いこと
④村のみんなが家族の様で、とても中が良いこと
⑤移動するのはトラックの荷台だったこと 等々
その中でも一番驚いたことは、ココナッツアイスを作るためにココナッツ割りをしている時、頑張れという言葉をタイ語で言いたくて「タイ語では、頑張れという言葉は何と言いますか」と聞いてみたら、「ここでは頑張らなくていいからそんな言葉はないよ」と言われました。それを証明するように、村での生活は本当にゆっくりで「これをしなければならない」「あれをしなければならない」という感じはありませんでした。
このように、日本では体験できない事をたくさんしてきました。
また、仏教を重んじるタイではお坊さんはとても大切にされていて、朝、お坊さんは托鉢に来ます。お母さんは靴を脱いで、お坊さんにご飯等を差し出します。女性は、お坊さんに直接触れる事も、直接物をもらう事も出来ません。
世界には色々な国があり、自分が当たり前だと思った事でも、他の国では違うということが実感しました。その違いから、タイの良さや日本の良さを再認識できたと思います。
観光旅行だとちょっと物足りない、観光しつつ現地の生活も見たいと思う方にスタディツアーはお勧めです。