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海外就労体験⑤
こんにちは。ミッシェルです。
本日は、日本とは違う、現地独自のお祭りについて話したいと思います。
国々によってさまざまなお祭りが開かれます。現地の文化を知るために、各国のお祭りに参加する事はとても大切な事だと思っています。
私が、在住した国々でも、特に印象に残っているのは、カナダの「ゲイ・パレード」、タイでの「ソンクラン」です。
カナダに居たのは、もう6~7年も前だったのでゲイという言葉すら、普段、耳にすることのなかった私にとって、パレードはとても興味深かったです。
パレードは、トロントの繁華街が歩行者天国になり、そこをパレードするお祭りです。
目的は、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の権利を訴えるだけではなく、HIV予防や、LGBTである事で暴力を受け亡くなった人たちへの追悼の意味も込められているのです。
「ソンクラン」は「水掛け祭り」とも言われ、タイの旧正月で、水を掛け合ってお正月をお祝いします。
本来は、新年に仏像に水をかけてほこりを落とし清めるという儀式だったのですが、水を掛けることで「お清め」になるという事で、若い人たちが、目上の人や両親に対して尊敬の念を表し、水を注いでいたのが始まりだといわれています。
現在では、町の沿道などで道行く人々にバケツや水鉄砲で水を掛け合う、という「お祭り」騒ぎの行事に発展していったのです。
この日は、タイの殆どの企業がお休みです。私の会社は日本時間で動いていたので、仕事が終わってから、水鉄砲を買って参戦しました。
街の一部では、歩行者天国になり、消防車のホースから水を撒いていた光景も見れました。
日本のお正月は家庭で過ごすイメージがありましたが、タイの旧正月は、外国人でも楽しめるのだと実感し、お正月って色々なお祝いの仕方があるのだと感じた日々でした。
現地のお祭りに参加することで、普段は知り合う事のない地域の人々等話すきっかけになります。
海外に在住する際は、是非地元のお祭りを調べて参加してみてください。